
宣伝部門の組織と実態2016
デジタルテクノロジーの発展を背景に、メディア環境も消費者の価値観・行動もこれまでにないスピードで変化を続けています。
こうした環境下、あらゆる企業が「お客さまに合わせて、自社も変化しなければならない」状況にあり、 そこでは、宣伝部門に求められる役割も変わりつつあるようです。
過熱する、自治体プロモーション
地方創生が重要政策に掲げられ、その取り組みの一環で、各自治体の広報・広告活動も活発化している。
一方で自治体のPR活動は、話題になったものがあるものの、 『右へならえ』の手法・表現も目立ち、差別化が難しい状況がある。
どうしたら、他の地域にはない魅力をPRできるのか...... ライバルひしめく『戦国時代』にあって、 成功している自治体のケースには、コモディティ化に悩む企業の広告・宣伝のヒントもある。
超・コピーライター
広告メディアが変化を遂げ、多様化をしても「言葉」による表現の重要性は変わることなく、むしろ「言葉」によるコミュニケーション、そして、そのプロフェッショナルであるコピーライターの役割は、さらに広がっていると言えます。
今後も、広告やメディアを取り巻く環境の変化は終わることがないでしょう。その変化の中で、コピーライターにはどのような進化の可能性があるのか。もしくは進化の必要があるのか。
いま、最前線で活躍する5名のコピーライターが、その進化に関係しそうな5名の異業界の専門家と対談。対話の中から、「超・コピーライター」の姿を導き出していきます。
小売り・メーカーの販売戦略に生かす! Amazon研究
アマゾンを始めとした、新たなプラットフォームが日本人の生活にも深く浸透しています。巨大プラットフォーマーが実現する、利便性やスピードが、私達の当たり前の基準になっていくということは、日本の消費者のサービス評価のものさしも、変わっていくということ。決してEC事業者にしか関係しない話ではありません。
消費者の中に醸成されつつある、便利と早さの新基準。そこに企業はどう向き合うべきか。米国のレポートを交えながら考察していきます。

宣伝会議賞
広告界で活躍する一流のコピーライターや、糸井重里氏・林真理子氏といったプロの書き手を多数輩出してきた宣伝会議賞。「コピーライターの登竜門」として長年にわたり、若手のクリエイターやクリエイターを目指す方々にチャンスの場を提供してきました。
マーケターのキャリアデザイン
ジョブローテーションが多く、マーケティング人材の育成が難しいと言われてきた日本企業。それでは、マーケターとして専門スキルを磨き、専門人材としてキャリアを積んでいった先には、どんな未来があるのでしょうか。 企業において、マーケターという職種が定着していない日本だからこその課題を考えます。
時代を拓く45社のブランド構想
本特集では消費者と最前線で向き合う、新しい役割を担う、新時代のマーケターの皆さんに登場いただきました。その所属は必ずしも宣伝部、マーケティング部に限りません。 魅力的なブランド体験創出に挑む、注目の企業人の皆さんの取り組みと、未来に向けた構想を聞きます。
2017年の広告界予測
「バズワード」と言われる流行りも多い広告界。 それだけに目先の現象に追われがちです。 しかし現象の根底には、本質的な変化やイノベーションが潜んでいます。 本年度ではマーケティング、メディア、クリエイティブ、テクノロジーの 4つのカテゴリから2016年を総決算。 さらに2017年を予見する中で、さまざまな現象を取り上げながら、 その背後にある広告・マーケティング界の潮流を読み解きます。