香り特化市場に“よみがえり効果”で勝負 累計100万個突破した「再生柔軟剤」新カテゴリーを切り拓いた販売戦略

公開日:2026年4月15日

    香りで差別化が図られてきた柔軟剤市場に、I - n e は「再生」「よみがえり*」といった機能価値の切り口で挑んだ。「お気に入りの服をより長く愛用できる柔軟剤」というコンセプトのもと、2025年2月の発売からわずか10カ月で累計100万個を突破した「ReWEARリウェア」。需要予測、SNSでの発話を逆算した商品設計、ZOZOTOWNやTikTok Shopといった戦略的チャネル選定が、計画比2.3倍という成果を生み出した。衣類廃棄問題という社会課題と生活者のインサイトを結びつけ、新カテゴリーを創出したヒットの仕掛けを紐解く。

    *毛玉、毛羽立ちを除去すること。コットン衣類で洗濯実験環境下で複数回洗濯にて検証。綿や麻など植物由来繊維を含むものを対象としますが、効果は衣類の素材によって異なる場合があり、すべての繊維に対して効果を保証するものではありません。

      DATA

      商品名:ReWEAR 再生柔軟剤ク
      ラシックローズ&ムスク/フレッシュシトラス&グリーン/ホワイトシャルドネ&ダージリンティー
      希望小売価格:500mL/800円(税別)
      主な販路:ドラッグストア、スーパーマーケット、ECモール各社、自社ECなど

    *1 ReWEAR全カテゴリの累計販売数実績より(2025年2月~2025年12月/12月10日時点自社調べ)
    *2 2025年4月~9月の売上計画比(自社調べ)
    *3 TikTokshop市場月間ランキング(日用雑貨)集計期間:2025年10月1日ー10月31日(Fastmoss調べ)

    香り特化市場に「再生」という新価値を投入

    ──「ReWEAR」とはどのようなブランドなのか、特徴を教えてください。

    「ReWEAR」のコンセプトは、「お気に入りの服をより長く愛用できる柔軟剤」です。2025年2月にまずはZOZOTOWNで発売し、同年1月から一般発売を開始しました。現在は漂白剤も展開しており、ファブリックケアブランドとして打ち出しています。

    最大の特徴は、衣類の毛玉や毛羽立ちを分解する酵素が配合されていること。「再生」「よみがえり」といったキーワードで表現していますが、衣類がしっかりケアされ、長く愛用できるという価値を提供しています。

    ターゲットは30~50代の主婦層をメインとしつつ、ファブリックケアの観点から、アパレル関係者やモデルなど、日頃から衣類に気を使っている方、おしゃれ着を多く持っている方もターゲットとして捉えています。

    ──衣類ケア市場は大手企業も多く、成熟したカテゴリーです。なぜ「ReWEAR」に勝機があると判断したのでしょうか。

    「ReWEAR」立ち上げの背景には、衣類廃棄問題という社会課題がありました...

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