小説やエッセイ、俳句などエネルギッシュな文筆活動を続ける長嶋有さん。昨年末に出した4年ぶりの長編小説は、ツイッターの中の世界を舞台にゆるやかに交わる現代の人間模様を描き出し、「静かな意欲作」と言われる。その独特の鋭い観察眼は、企業の広告にも注がれている。
国内外のプロサッカー選手に影響を与えた「キャプテン翼」。ワールドカップイヤーの今年、さまざまなコラボプロジェクトが進む。同作を生んだ高橋陽一さんは、30年以上、ストーリーが愛され続ける源は「キャラクターにある」と話す。
角野栄子
暦本純一(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション研究者)