これまで30年間に手掛けた装丁の数は1万冊を超える。今も、常に月40~50冊のペースで走り続ける、超人気装丁家である。しかし、それだけの数をこなしながら、鈴木成一さんの装丁は毎回必ず新しい。個性的で、力強い鈴木さんの装丁デザインの発想を聞いた。
岸見一郎
間違いなく、2014年に最も話題になった本のひとつだろう。『嫌われる勇気』は、アドラー心理学の思想をもって「他人からの評価を気にせず生きよ」と説く。マーケティングの世界では、多くの企業が、生活者から「愛されたい」「共感を得たい」「信頼を勝ち得たい」と日々コミュニケーションを展開している。著者の一人である岸見一郎さんの目に、こうした企業コミュニケーションはどう映るのか。
山崎貴さん
東信
角野栄子