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アメリカのZ世代がハマっている「小さなごほうび文化」とは?

公開日:2025年5月30日

アメリカの調査報告書「Youth Risk Behavior Surveillance System」によると「悲しみや絶望を感じている高校生」は2013年から2023年にかけて、30%から40%に上昇しており、若者のメンタルヘルスは社会問題となっている。当事者であるZ世代の間で流行しているのが、“Little Treat Culture”と呼ばれる「自分癒やし文化」だ。

「お気に入りのお茶を飲む」「特別な日に高級なスイーツを食べる」など、毎日の生活のストレスのなかで小さな喜び、息抜き、ささやかなごほうびを自分に与えることで、精神の安らぎを取り戻そうとする、主にSNS上での活動を指すトレンド。

この傾向を感じ取った企業は、「自分へのささやかなごほうび」をコンセプトにしたマーケティングを展開中だ。

「自分へのごほうび」コスメ
スイーツ感覚のコスメで売上増

2014年創設のグロッシアーは天然素材を活かした製品を展開するコスメブランド。自然派の人気女優が愛用していることもあり、Z世代を中心に人気が上昇中だ。同社は2025年1月に新製品のリップバーム「ブラックチェリー・コレクション」を発売。2024年末に発売したスイーツ感覚のリップバームの第2弾として売り出したが、2週間で115%の売上増を記録する...

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