社史や理念、事業の意義を見直す機会となる周年をどのように迎えるか。長寿企業から学びます。
三菱食品
1925年創業
1925年3月13日、のちの三菱食品の母体となる菱食の前身企業である北洋商会が設立。旧三菱商事の100%出資による「あけぼの印」鮭缶詰の総代理店として事業をスタート。1955年頃から缶詰・瓶詰めのほか加工食品全般を取り扱う「総合食品卸」へ事業を拡大。2011年に菱食・明治屋商事・サンエス・フードサービスネットワークの4社が統合し、三菱食品が誕生した。
業界大手の食品商社、三菱食品が2025年3月に設立100周年を迎えた。「これからの100年プロジェクト」と名付けられた周年事業を支えたのは、実行委員会と事務局、そして48人の有志からなる分科会メンバーだ。
「応募要件は『入社3年目以上』のみ。北海道から九州まで、さまざまな部署のメンバーが手を挙げてくれました」と営業企画本部の掛飛直美氏は振り返る。
プロジェクトテーマは「感謝」。サブテーマには同社が事業の中で大切にしてきた「One Team」「子育て支援」「地域創生」「復興支援」を掲げ、分科会は社会向け・社員向け・周知広報活動の3つにわかれて企画・運営を担った。
「施策の検討段階で社員に意見をヒアリングし、施策の説明会を行うなど、社内イントラ上での発信にとどまらず、自分ごととして...


