社史や理念、事業の意義を見直す機会となる周年をどのように迎えるか。長寿企業から学びます。
昭和産業
1936年創立
1936年2月18日、伊藤英夫が「食を通じて人々の暮らしを豊かにしたい」という志のもと、「農産報国」を旗印に創立。2014年には、食の川上(原料の調達)から川下(製品の提供)までを手がける「穀物ソリューション・カンパニー」をブランドメッセージに掲げた。複数の穀物を取り扱うプロ集団としてワンストップ型ソリューションを提供している。
国内トップクラスの穀物取扱量(自社調べ)を誇る食品メーカーの昭和産業が、2026年2月18日に設立90周年を迎えた。周年の軸となったのは、2024年に始動した社内横断プロジェクト「PJ100th」と、90周年記念商品の開発だ。
企業の理念体系を策定
PJ100thは、「創立100周年、その先も選ばれ続けるグループになること」をテーマに、未来へ向けて同社の価値観を再定義するための議論を重ねるプロジェクト。部門や事業の枠を超えた26人が中心となり、新たなグループ経営理念「ひと粒の可能性から、価値をひろげ、日々の幸せを共につくる。」と、理念を実現するための5つの行動指針を策定した。
「グループ共通のアンケートや3日間にわたる『未来創造CAMP』、経営陣とのディスカッションを通じて議論を重ねる中で、全員が一つひとつのトピックを自分ごととして捉え、忌憚なく意見を出し合うなど、目に...


