リアル店舗の存在価値として、直に触れる以上の体験価値を提供する試みに注目が集まっている。東京・原宿にオープンした「NANGA SHOP HARAJUKU」では、マイナス5度の空間で自社製のダウンや寝袋の着心地を体験できる冷凍試着室を常設。商品の魅力を体感できると話題だ。
コロナ禍で店舗のあり方の見直しが進む中、松屋銀座が選んだのは変容したライフスタイルに合わせた売り場づくり。地下2階に新設した冷凍食品売り場では、銀座の飲食店と共同開発した新商品など300種類以上取り揃えている。