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いま、LTVに向き合う理由―ダイレクトマーケティング進化論―

新規獲得に依存しない「守りの販促」顧客の離反を防ぐグロースマーケティングとは

  • 石黒智基氏(DearOne)

顧客のLTVを高めるために必要なのは、購買頻度を向上させる施策や併売を促すような「攻めの販促」だけではない。一度獲得した顧客の離反を防ぎ、いかに商品・サービスに留まってもらうかという「守りの販促」も欠かせない。この、「守りの販促」を実現するヒントになり得るのが「グロースマーケティング」。どんな戦略で繰り広げられる手法なのか。DearOne 執行役員 石黒智基氏が解説する。

グロースマーケティングとは一言で言うと、顧客を知り、強固な関係性を構築することによって、商品・サービスの持続的な成長を実現するための手法です。要は新規獲得に重きを置くのではなく、すでに獲得している既存顧客を活性化させ、ロイヤル顧客を増やすことが目的。サービスから離反する顧客を減らしていくことで、一過性にならない成長を図る戦略です。

言うなれば、価格主導型プロモーションのような「買わせる」ことを目的とした“攻めの販促”ではなく、「顧客の離脱を防ぎ、ブランドへ使う生涯的な金額を増やす」ことを目的とした“守りの販促”です。

すでに獲得している既存顧客をどう定着させるかを重視

先ほどから述べているとおり、「顧客を活性化し、離反を防ぐ」ことがグロースマーケティングの肝です。しかし、ここで重要なのは、グロースマーケティングの...

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いま、LTVに向き合う理由―ダイレクトマーケティング進化論―

人口の減少や消費への価値観が多様化するのに伴い、ますます新規顧客の獲得が難しくなっています。そこで注目されている指標がLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)。既存顧客とのエンゲージメントを高め、購入頻度や購入単価、サービスの継続率を高める施策へとシフトしている企業・ブランドが増えています。マーケティング担当が気にしがちな、このLTVですが、購入頻度を高めるために「また買いたい」と思わせたり、購入単価を上げるためにアップセル・クロスセルを促す「もっと欲しい」を生む重要な役割を担っているのは、小売・流通と相対している販促担当者や、エンドユーザーに向き合っているEC・D2C担当者も同じであるはずです。本特集では、新規獲得がさらに厳しくなる時代に「LTV向上」という目標に向かって、販売促進はどう向き合っていくべきなのかを考えます。

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