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ECの分水嶺はクリエイティブにある

お気に入りになるために――大混戦のEC環境で目を引くパッケージ

橋本孝久氏は、「ミティラー画」の手法を取り入れた作風で、世界の主要賞を獲得するなど、世界的に評価されるクリエイティブ・ディレクター兼イラストレーターだ。このたび、ネットモール「楽天市場」で販売する「DR.SEED」のパッケージリニューアルを手がけた。デザインを通じた消費者へのアプローチについて聞く。

「DR.SEED」の新パッケージ(チアシード、キヌア、フレックスシード)。デザインコンセプトは「Glow The Seeds(育つ種)」。種からやがて芽が出て、葉が伸びていく。DR.SEEDのパッケージは、その生命力と育つ姿を表現の中心に据えた。自然の生命力、栄養の豊かさと選び抜かれた商品の品質を重視した、最低限のデザインだ。自然派と伝えるだけならどの企業でもできるが、品質にも気を配るブランドの姿勢を体現するものを目指した。

混沌のEC環境で目を引く情報を整理したパッケージ

「DR.SEED」は大和人(神奈川・横浜)がB-BRIGHTのブランド名で販売するスーパーフードのラインナップだ。スーパーフードは栄養・健康成分を多く含む食品を指す言葉で、2000年頃からアメリカで普及した。マカやクコの実(ゴジベリー)、カカオなどがある。

「自然の力をそのまま」とのコンセプトで、素材本来の風味が感じられるのが「DR.SEED」の特徴。少しクセがあったり香りが強かったりするのも素材をそのまま生かしたからだ。イラストレーターでアートディレクターの橋本孝久氏は、パッケージでも「ブランドの主旨そのままをデザインしました」と話す。

「ECサイトで見られるために特別にデザインしたわけではありませんが …

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2015年は成長に一服感のあったEコマース市場。他社と差別化し、サイトの売上高を伸ばす分かれ目として、 本特集では「クリエイティブ」に着目。
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