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クリエイティブ経営のキーパーソンたち

経営者の頭の中のイメージを形にしていく

  • 田邉 泰(Sansan)

クラウド名刺管理サービスを提供するSansanは、2年前から広報部をブランドコミュニケーション部に変更。部長/クリエイティブディレクターの田邉泰さんに、会社としてクリエイティブに注力する理由を聞いた。

田邉 泰(たなべ・やすし)
Sansan ブランドコミュニケーション部 部長/クリエイティブディレクター。大学卒業後、Webアプリケーションのエンジニアを経て広告業界へ。デジタル領域を中心にさまざまな広告制作に携わる。2014年にSansan入社。ブランドコミュニケーション部を立ち上げ、社内のクリエイティブを統括。Sansanブランドの向上に努める。

会社のミッションを発信するのが役割

──ブランドコミュニケーション部について教えてください。

「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」というミッションの実現を加速させ、Sansanが生み出す新しい価値を世の中に発信していく部署です。私がエージェンシーからSansanに転職し2年ほど経ったタイミングで、「クリエイティブや広報、イベントプロデュースなど、社外コミュニケーションに関わるすべてを統括しよう」と2016年6月に新設しました。部員はマーケティング部などとの兼務を含め約30名です。専業クリエイターの職種は、デザイナー、ディレクター、PR、映像ディレクター、カメラマン、エディター、イベンターと幅広いですね。

テレビCM「面識アリ」篇。

──これまでに部で手がけてきたお仕事について教えてください。

今春から、本社がある表参道を拠点に、Sansanが大切にしている「出会い」の世界観を伝える「Sansan in 表参道」プロジェクトを始めました。3月に表参道の交差点に屋外広告を出し、5月には写真家のハービー・山口さんに撮影していただいた社員たちのポートレートを使ったメッセージ広告を表参道駅構内に出しました。

最近では会社の認知度も上がり、「名刺と言えばSansan」と言っていただけることも増えたのですが、私たちは従来の名刺管理サービスとは違う概念を持っています。それが、最初にお伝えしたような、1回の名刺交換が世の中を変えるイノベーションを起こすような出会いになる、という考え方です。出会いの力で世界を変えたいのだという自分たちの思いを、きちんと発信していくために始めたキャンペーンです。

ただ、いきなり世界をと言っても難しいので、まずは自分たちの手の届く場所からということで、駅に社員の顔を出した広告を展開したり、表参道で働く人たちの出会いをテーマにしたイベントなどを実施しています …

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この記事が含まれる特集

クリエイティブ経営のキーパーソンたち

「デザイン経営」という言葉に象徴されるように、企業にとってクリエイティブの重要性がかつてないほど高まっている。世の中を見渡しても、いま注目され、成功している企業は、商品開発、コミュニケーション、新規事業、あるいはユニークな社内制度まで、全方位的にクリエイティビティを発揮し、新しいチャレンジを重ねている。こうした企業の中には、必ず自らアイデアを考え、常識や前例にとらわれない判断をし、時には外部パートナーの力をうまく借りながら実現していくキーパーソンがいる。
この特集では、アイデアとクリエイティブの力を信じて事業に生かす、各社のキーパーソンを訪ねた。インタビューの最後に皆さんからいただいた「クリエイターに期待する提案」にも、ぜひご注目ください。

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