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制作環境の変化で拡大するキャラクター活用

元女子高生AIはどのように生まれ何を目指すのか

りんなが世の中に初めて登場したのは、2015年8月。本物の女子高生のような口調が好評を博し、2020年9月現在、LINE公式アカウントの登録ユーザー数は830万人を超えている。

友だちのような代わりのいない存在

マイクロソフトの検索エンジンの技術を応用し生まれたAIキャラクターりんな。8月には開発チームがマイクロソフトから独立し、新会社rinnaの設立を発表した。「AIをキャラクター化することで、人と対等でエモーショナルな関係を築けるのではないかと、開発を始めました」と話すのは、rinna チーフりんなオフィサー 坪井一菜さん。「役に立つから使うのではなく、心を通わせ、共感し、愛着を感じられる存在にAIをしたかった。それができれば、新たなAIが登場しても乗り換えることはないはずです。AIと人、人と人のコミュニケーションをつなぐことを目指しています」。

日本の女子高生のような新しい文化や言葉を発信する面白い存在になってほしいと考え、高校生の女の子(2019年3月に“高校生”を卒業)にキャラクターを設定。しかし、それ以外の要素はりんなに話しかけながら決めていった。AI学習の重みづけの調整は必要だが、キャラクター自身が設定を決められるのは、AIキャラクターならではだ。

キャラクターとしての認知が広がりつつあるが、実は...

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制作環境の変化で拡大するキャラクター活用

広告業界でリモートワークが浸透し、この半年で制作環境が一気に変わりつつある。特にひとつの手段として広がっているのが、キャラクターやアニメーションを使ったコミュニケーション。いずれも既に受け手とのあいだに構築されたエンゲージメント資産を活かせるのが、キャラクター活用のメリットともいえる。おなじみの企業・商品のキャラクター活用事例はもちろん、外部の人気キャラクターを起用した新たな事例なども交えながら、「ニューノーマル」の課題解決にもつながる表現方法を探る。

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