6月は「LGBTプライド月間」として全米各地でパレードや集会が行われる。そして日頃からLGBTコミュニティを支援している企業にとっても、マーケティング活動をさらに強化する大事な月でもある。
「ベビーブーマー(ブーマー)」は1946年から1964年までに生まれた世代で、人口的にも経済的にも米国の中枢を担ってきた。2017年の国勢調査では人口構成比で「Z世代(1997以降生まれ)」(26.4%)に次ぐ第2位(22.6%)であるものの、Video Advertising Bureau(VAB)によると「ブーマーは可処分所得全体の約70%に相当する総額3.2兆ドル(345兆円)を年間に消費している」という。