米国の新型コロナウイルス感染もピークを迎えたと判断され、5月最終月曜の祝日「メモリアルデー」に合わせ段階的に規制緩和が進んでいった。しかし以前の生活に戻れる日はまだ遠く、市民は「コロナと共生する方法」を模索しているのが現状だ。そこで今、注目を集めているのがバーチャル・リアリティ(VR)と拡張現実(AR)である。
アメリカの新型コロナウイルス感染者は4月下旬までに100万人を超え、その後微減傾向にはあるものの、大都市を中心に予断を許さない状況が続いている。人種別では特にアフリカ系とヒスパニック系住民の感染者の比率が高く、被害を受けた地域を救済する様々なキャンペーンが行われている。