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米国広告マーケティング事情

全米3.6兆円規模の市場を求め さらに競争が激しくなるフードデリバリー業界

スマートフォンで簡単に食事をオーダーでき、どこにでも配達してもらえるフードデリバリー・サービスは、アメリカでも年々伸びているビジネスである。Euromonitor社の調査では、2018年全米フードデリバリー市場は340億ドル(約3.64兆円)で前年比13%増。加えて、オンラインで食事をオーダーできるレストランはまだ全体の5%ほどしかなく「フードデリバリー・ビジネスの伸びしろは大きい」と業界関係者は期待を寄せている。

「最初のオーダーは配達無料」で躍進 業界3位からトップに成長、DoorDash

現在、DoorDash、Grubhub、Uber Eats、Postmatesの4強と呼ばれるフードデリバリー業者が全米シェアの約90%を占めている。なかでもソフトバンクを中心とする複数の投資会社から昨年約5.35億ドル(約570億円)の融資を受けたDoorDashは、テキサス州ダラス、フォートワースとヒューストンエリアを中心に急成長を遂げている。

昨年末にUber Eatsを抜いて2位になったあと、今年3月には業界トップのGrubhubを抜き、市場リーダーに躍り出た。夏のキャンペーンでは「最初のオーダーは配達無料」のスローガンを掲げ、「あなたがどこにいて、何を食べたいとしても、DoorDashはあなたの好きなレストランを探しお届けします」のメッセージを全米に届けた。

市場調査会社Second Measureによると、7月時点でDoorDashのシェアが36.5%、Grubhubが33.3%となっており、依然熾烈な首位争いが続いている。8月20日には無人輸送システムを開発するスタートアップ企業「Scotty Labs」を買収し、後述のライバルPostmatesが試験運転しているロボット・デリバリーの導入に向け一歩前進した …

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先進企業の最新事例を現地から松本泰輔氏がレポートします。

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