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米国広告マーケティング事情

「LGBTプライド月間」の6月、広告やドラマ・アニメでLGBT社会を描く

6月は「LGBTプライド月間」として全米各地でパレードや集会が行われる。そして日頃からLGBTコミュニティを支援している企業にとっても、マーケティング活動をさらに強化する大事な月でもある。

剃刀メーカーのジレットが動画公開 トランスジェンダー息子にひげ剃りを教える父

5月下旬、剃刀メーカーのジレットは"人生初のひげ剃りを父親から教わるトランスジェンダー"の実録ムービー「First Shave」をFacebookで公開した。初めてのひげ剃りはいわば男の儀式であり、緊張と特別な感情を伴うもの。

カナダ・トロント在住のトランスジェンダー活動家サムソン・ブラウン氏は「子どもの頃からいつも"自分はどんな男になりたいのか"を考えていた。どういうタイプの人間なのかもわからなかった。その自分がひげ剃りができるところまで来たのだと思うとうれしい」と笑顔で語る。そして父は「怖がるな。ひげ剃りは自信を持つことが大切なんだ」と優しい口調で諭す。

エモーショナルなこの動画について、全米最大のLGBT擁護団体PFLAGはTwitterで「全米初で最大のLGBT保護者として、トランス・キッズを見てくれていることと、彼らを勇気づける父親に敬意を表することに感謝します」と称賛の声を贈った。

ジレット広報担当コーリー・マニエル氏は「ジェンダー関連の会話は我々の身辺で起こっています。ブランドは文化に影響を与え、企業は顧客と深く関わる問題を擁護するために声を上げる責任があると信じています」とNBCニュースに述べている。ブラウン氏は「この広告は多くの"トランス兄弟"に勇気を与え、我々が住む世界は、見合うべき愛と支援で満たされていると理解させてくれる」と述べた …

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先進企業の最新事例を現地から松本泰輔氏がレポートします。

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