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米国広告マーケティング事情

ミレニアル世代をとらえる「Snapchat」

(1)メディア10 数社の記事をシェアできる「ディスカバー」 
メイン画面で「ディスカバー」をスワイプすると各メディアのページに通じるアイコンが現れる。タップすると、縦長スクリーン用につくられた専用ページヘ飛ぶ。

2011年にリリースされた“開くと10秒以内に消える(ビデオ)メッセージアプリ”の「Snapchat(スナップチャット)」は、瞬く間にミレニアル世代に浸透し、今では彼らの主要コミュニケーションツールとなっている。ペアレンタルコントロール(未成年の子どもたちのコンテンツ利用などを制限する)下でソーシャルメディアを活用している10代にとって、友人との会話を親に見られることは最大の難点。その点、10秒で消えるSnapchatは最適なサービスであるばかりか、社会問題になっている「Sexting(セクスティング:性的なテキスト メッセージまたは写真を携帯電話間で送る行為)」の心配もなく、Facebookの「いいね!」やTwitterの「RT」のような義務もない。オンラインニュースのメディアポスト誌は「10代の73%がスマートフォンを所有し、92%が毎日インターネットに接続している」と述べており、スマートフォンでのコミュニケーションは10代にとって不可欠となっている。またマーケティング調査会社 Martin-Wilbourn Partnersは「ミレニアル世代のスマートフォンユーザーのなかでSnapchat(32.9%)は、Facebook(75.5%)、Instagram(43.1%)に次ぐ第3のソーシャルメディア」と同アプリの台頭を指摘している。今では一日に40億回も閲覧されているSnapchatのビデオやメッセージを、企業も積極的にプロモーションに活用している。

総合ソーシャルメディアへ進化

(2)縦長スクリーン用につくられた専用ページ 
例えばCNNでは、トップページをスワイプしていくと、1枚の画像だけで特集内容を表現する表紙が次々と現れる設計。タップすると記事を読み進めることができる。

Snapchatは2015年1月にCNN、コスモポリタン、BuzzFeedなどメディア10数社の記事をシェアできる新サービス「ディスカバー」を試験的に導入し …

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先進企業の最新事例を現地から松本泰輔氏がレポートします。

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