年間消費16兆円のアルファ世代に アプローチする米企業の最新・戦略

公開日:2026年5月08日

  • 松本泰輔氏

2010年~2024年生まれのアルファ世代の最年長は今年16歳になり、近い将来経済の中枢を担うことが予想される。

彼らはデジタル・ラーニングやAIに強く、独立精神が旺盛。社会に対する関心は高いが、対面のコミュニケーション能力は他世代より劣る。広告ではセレブより知人や身近なインフルエンサーを信用する。PR会社DKCが昨年発表した報告書は「8~14歳の直接消費は年間1010億ドル(約16兆円)。親のほぼ半数(42%)が“家族の買い物は彼らの意見に影響される”と回答(※1)」とまとめており、企業によるアルファ世代争奪戦が熾烈になっている。

※1 https://dkcnews.com/genalphareport/

アルファ世代向けスキンケア製品シンシアリー・ユアーズ

セイリッシュとジョーダン・マター父娘はSNSで合計5000万人フォロワーを持つメガ・インフルエンサー。幼い頃から敏感肌に悩むセイリッシュのため、父娘は専門家と30人のアルファ世代アドバイザリーグループを組織して10代向けスキンケア製品「シンシアリー・ユアーズ」を開発。昨年9月、フォロワーに向けて新商品ローンチイベントを告知すると、会場のニュージャージー州のモールには8万人以上が集まった。会場は一時パニックになり、安全面を理由に、セイリッシュ本人の対面...

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