先達の言葉から50年の歴史を理解し新たなビジョンへの共感と共創の機運を醸成

公開日:2025年8月06日

社史や理念、事業の意義を見直す機会となる周年をどのように迎えるか。長寿企業から学びます。

アフラック生命保険
1974年創業

1974年11月15日に日本で初めてがん保険を提供する保険会社として創業。1985年には世界初の〈痴ほう介護保険〉を発売。契約数は2200万件を超え、50年間に支払った保険金・給付金等の累計金額は、がん保険で9兆円、全保険商品で12兆円を超える。

「がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい」という想いのもと、1974年に日本初のがん保険を提供し、「生きるための保険」を切り拓いてきたアフラック生命保険が、2024年に日本での創業50周年を迎えた。

ステークホルダーごとの目指す姿

周年施策を検討するにあたり、企画検討チームが最初に着手したのは、ステークホルダーの目指す姿を設定すること。「当社では従来から、『お客さま』『社員』『ビジネスパートナー』『株主』『社会』を“5大ステークホルダー”としており、それぞれに目指す姿を設定しました。そこから生まれたのが、『感謝』『共感』『共創』という50周年のキーワードです」と話すのは、スタートメンバーのひとりである総合政策部の亀岡宏氏。

この3つのキーワードは、新たに策定した長期経営ビジョン「“『生きる』を創る”ことで新たな共有価値を創造する」への共感と共創を促す役割も持つ。

ビジネスパートナーである...

この先の内容は...

広報会議』 定期購読者限定です

ログインすると、定期購読しているメディアの

すべての記事が読み放題となります。

購読

1誌

あたり 約

3,000

記事が読み放題!