
「共感」を超えて行動につなげる社内コミュニケーション戦略
経営の理念や方針を、組織としての行動へどうつなげるのか。そんな「社内コミュニケーション」をめぐる課題が、あらためて注目されています。 人材の多様化や組織再編、リモートワークの浸透、M&Aによる新たな仲間の加入など、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。他方、そうした状況にありながら、組織内の価値観や方向性を共有し、従業員に「企業の“人格”をどう体現してもらうか」という点も重要です。 そこで、多くの企業がMVVやパーパスなどを掲げ、「目指すべき方向」を示すようになりました。ただ、「理念は浸透しているはずなのに、現場の行動につながらない」「経営の意図が管理職層で止まってしまう」といった悩みを抱えるケースも少なくありません。制度や仕組みは整備したものの、現場ではうまく機能しない。部門や職位によって受け止め方にズレが生じる──。社内コミュニケーションは、より複雑になっています。 では、企業はどのような課題認識のもとで、どのような設計や運用を行っているのでしょうか。 本特集では、各社の事例を通じて、社内コミュニケーションの現在地を探ります。




