「オフィス」はただの働く場所にとどまらない。企業の方針を伝え、人をつなぎ、時にはアイデアの源にもなる。そんな多面的なオフィス活用を実践する4つの企業事例から、社内コミュニケーションを生む空間戦略を読み解く。
CASE 01 MIXI
集中できる作業環境を整備 従業員のパフォーマンス向上を支援
MIXIは2024年3月に、本社の一部リニューアルを完了した。従来のオフィスに“個人の業務への集中”のための「DEEP ZONE」と社内コミュニケーションを促す「ファミレスブース」を新設。渋谷スクランブルスクエアに位置する本社で、“従業員にとってより快適な職場環境” を追求し、生産性の向上や新たなアイデアの創出を図っている。「DEEP ZONE」には、多様な業務に対応できる映像編集用モニターなどを設置。また「DEEP ZONE」の隣には会話禁止で静かに休息を取れる「REST ZONE」...