第17回「販促コンペ」でダイハツ工業の協賛企業賞に選ばれた「一発逆転‼Nibako就活号」(以下、Nibako就活号)が、実際の施策として実現した。移動販売車のレンタカーサービス「Nibako」に、これまで想定していなかった「学生」という新たなターゲット層を提示したこの企画。なぜ数多くの応募作の中から選ばれ、どのように施策化されたのか。ダイハツ工業の担当者に話を聞いた。
自分たちの想像を超える新たな“使い方”に期待した
─ダイハツ工業は第17回「販促コンペ」に課題を出していました。何を期待したのでしょうか。
当時「販促コンペ」に出した課題は、「Nibakoのレンタル数を増やすアイデア」というものでした。Nibakoは、ダイハツが新規事業として展開している“移動販売車のレンタカーサービス”です。当初は主に農家向けの移動販売ツールとして想定されていましたが、実際に運用を開始すると十人十色の使い方が生まれているような状況でした。
「Nibako」がさまざまな用途で使われていることはわかっていましたし、私たちにもまだ知り得ない可能性が眠っているんだろうなとは思っていましたね。そこで重要だと思ったのが、外部の視点、特に次世代を担う若いプランナーの視点です。「販促コンペ」の応募者の皆さんに、「Nibako」を再解釈してもらいたいと考え、協賛を決定しました。「Nibakoを使うとこんな社会的価値が生まれる」「こういう文脈や切り口だと刺さるのではないか」と...


