電通が1947年から毎年発表している「日本の広告費」。日本国内で1年間に使われた広告費を媒体別・業種別に推定した統計である。2025年の総広告費は8兆623億円となり、4年連続で過去最高を更新した。なかでも「プロモーションメディア広告費」の10年の推移を追うと、全体として市場での存在感は低下しているものの、単なる縮小という言葉では語れない変化が浮かび上がる。販促の重心はどのように移ってきたのか。日本プロモーショナル・マーケティング協会のコメントも交えながら、今後を読み解く。
※単位:億円
※出典:電通「日本の広告費」(2016~2025年)より作成
新聞・雑誌・テレビが縮小、リアル接点メディアに再評価の動き
2016年から2025年までの媒体別広告費の推移を見ると、広告市場全体ではインターネット広告費の急伸が目立つ。
2016年の1兆3100億円から2025年には4兆459億円へと約3倍強に拡大し、市場全体の...


