2012年から販売されているジャム「アヲハタまるごと果実」は、“想像以上にくだもの”をキーコンセプトに、果物のおいしさをそのまま活かすことにこだわった商品だ。ジャムカテゴリーのトップブランドを複数有するアヲハタの中心商品である同商品の販促戦略について、マーケティング本部マーケティング室室長代理石川琢也氏に話を聞いた。


「アヲハタまるごと果実」一番人気の白桃フレーバー。ビジュアルでも、フルーツがごろっと入っていることをわかりやすく伝えている。
日本初の低糖度ジャムで知られるアヲハタが手がける、果実と果汁だけの甘さで仕立てたフルーツスプレッド「アヲハタまるごと果実」。2012年秋に前身ブランドからリニューアルして発売を開始し、ジャム市場で確固たる地位を築いた商品だ。
発売から10年以上愛され続け、現在はいちごや白桃、ブルーベリーなど、9種類のフレーバーを展開している。
「パンに塗る」以外のジャムの楽しみ方を提案
同ブランドの一番の特徴は、ごろっとした果肉がもたらす圧倒...