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20年目のリニューアル 赤レンガ倉庫がサステナビリティへの意識を高めた施設に

横浜赤レンガ倉庫が開業20年を機に、一時休業をして改装。2022年12月にリニューアルオープンした。歴史を振り返る展示を新設。フードコートの飲食エリアの刷新やペット同伴可能エリアの拡大、地元横浜企業の出店数増など、より地域に密着し、訪れる人にとって快適な場所へと進化した。

1号館1階の光の階段手前にプロジェクターを設置。ガラス壁面にグラフィック映像を映し、横浜赤レンガ倉庫の歴史を紹介している。

歴史ある建造物をただ残すのではなく、現代の設備を導入し、再度活用していまも生きる施設にする。その成功例といえるのが、横浜新港ふ頭にある文化・商業施設「横浜赤レンガ倉庫」だ。

1911年に現在の2号館、1913年に1号館が竣工。国有の保税倉庫として誕生してから関東大震災や戦禍を経て、一時休眠状態になっていたが、1992年に横浜市が国から土地と建物を取得。保存のための改修工事を経て2002年に文化・商業施設として生まれ変わってからは、ショッピングやグルメに加え、さまざまなイベントが実施される場所としても活用される横浜エリアのシンボルとして親しまれてきた。

開業から20周年を機に、2022年5月より一時休館し、老朽化した箇所や2号館出入口5か所の自動扉化など、設備を刷新。同年12月6日にリニューアルオープンした。新たに掲げられたコンセプト「BRAND NEW “GATE”」は、横浜赤レンガ倉庫を横浜と世界、日常と非日常、過去と未来をつなぐ新しい扉“GATE”と位置付けている。

その1つが1号館1階に新設された歴史展示スペースで、倉庫として使われていた時代から現在までの歴史や、外観・内観の時代ごとの変化、建物に残されていた歴史的な遺物、館内・館外・周辺に残る遺構などを、デジタルサイネージのスライドショーや壁面のマップ、当時の写真などで伝えている。

来場者満足度を向上すべく、空間づくりでも一新。2号館フードコートのイートスペースをゾーンごとにテーブルや椅子を変え、ソファ席も設置。テラス席エリアを拡大。フードコート横にあるテラス席エリアでのペット同伴を一部可能から全域に変更し、食事をペットと楽しむ空間を増やした。みなとみらいの景色を楽しめるデートスポットとしても人気の2号館2階のバルコニーエリアでは、ソファ席を増設。横浜赤レンガ倉庫内での時間を快適に過ごす演出が増えている。

店舗は一部入れ替わっていて、最大の店舗面積では新たに「ディズニー・ハーベスト・マーケット」が出店。また、出店店舗66店舗のうち、地元横浜にゆかりのある店舗6店舗を新たに誘致している。タカナシ乳業のミルクのデザート専門店「MILK MARCHÉ」やレストラン「かをり」が2021年に創業したパティスリーブランド...

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