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道の駅に宿泊特化型ホテルを展開 日本の旅のあり方を多様に

道の駅に宿泊特化型ホテルを設置し、周辺地域の旅の活性化を目指したプロジェクト「Trip Base 道の駅プロジェクト」。観光地以外の旅行客を生み出す拠点となるホテルの狙いとは。

ホテルの室内は、自然な素材と色調で統一し、落ち着いた雰囲気。ベッドの足下から壁へのスペースなどがゆったり取られていて、宿泊特化型だが室内で過ごしていても快適。


積水ハウスとマリオット・インターナショナルが地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」にて25道府県の自治体および36社のパートナー企業と事業提携。その第一弾の事業として、2020年10月から「フェアフィールド・バイ・マリオット」を年内にまず4府県8カ所で開業している。道の駅に隣接したホテルを全国に展開することで、観光や人的交流の活性化を図る試みだ。

積水ハウス 取締役の石井徹氏によると「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトにした本プロジェクトは、①道の駅に宿泊してもらうことで新しいお客さまと地域の交流の増加②新しい旅のスタイルの提案③道の駅を地域の個性を発信する場所に、という3つを目指していく。その皮切りとして10月にオープンしたのは、岐阜県、三重県、京都府、そして今回取材した栃木県宇都宮市だ。

道の駅「うつのみや ろまんちっく村」は、全国の道の駅のなかでもトップクラスの集客力でメディア露出も多い人気スポット。豊かな里山の中にあり、レストランや土産物店のみならず、体験農場やドッグラン、温泉やプールも備える。それに隣接する場所に「フェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮」が建設された。

ホテルはあえて宿泊特化型を選択。ホテル内にレストランや物販の施設を作らず、道の駅や地域の店舗を利用してもらうことで、地元の人との交流や道の駅との往来を促す設計となっている。ロビーラウンジにはソファー席以外にもコンセントがあるカウンター席を用意し、近隣の住民のリモートワーク利用など、地域との交流スペースとしての活用も想定。共有キッチン「コミュニティーカウンター」を使い、道の駅で買ってきた旬の食材をすぐに食べられるよう...

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