カミ商事の「エルモア」は、1978年に誕生したティシューブランド。1パックに5つの箱が入っているカラフルなビジュアルが目を引く、ティシューカテゴリのトップブランドだ。2023年に45周年を迎えた「エルモア」の今後の販売戦略について、同社開発企画部の眞鍋督徳氏、青木望美氏に聞いた。
ティシューカテゴリのトップシェア(True Data調べ)であるカミ商事の「エルモア」は、2023年に45周年を迎えたブランドだ。紙のまちである愛媛・四国中央市に本社を構え、長年にわたり高品質な紙製品を提供してきた。
商品名の語源は、フランス語の「彼女(elle)」と「私(moi)」。「彼女と私」という意味を持ち、日常生活に寄り添い、やさしさやぬくもりを届けることを目指している。


1978年に発売したティシューブランド「エルモア」。現在のパッケージは第7代目となる。
親しみやすさ醸成のためSNSとOOHでの出稿を
ブランドとしては、ティシュー以外にもトイレットペーパー、キッチンタオル、ウエットティシュー、大人用紙おむつ、マスクなど、生活のあらゆるシーンに対応する製品を展開。大...