カバヤ食品「塩分チャージ」通年ブランドへ
なぜ今、夏以外の需要を狙うのか、新戦略の背景
カバヤ食品は3月12日、「塩分チャージタブレッツ」の2026年度ブランド戦略を発表した。これまで春夏のシーズン商品だった同商品を通年商品として訴求。同時に販路拡大やコミュニケーション活動の強化も図り、2026年度の売上を2025年度比で約1.2倍に伸ばすことを目指す。2024年8月に日本カバヤ・オハヨーホールディングスグループから独立し投資ファンド傘下となって以降、初となる本格的なブランド戦略の転換となる。
「塩分チャージタブレッツ」は従来、「夏の暑さ対策」という文脈で認知を広げてきたが、今後は「発汗時の必需品」へとポジションを再定義。通年販売体制への移行を柱に、販路、生産、コミュニケーションの各面から成長を図る。
熱中症対策や塩分補給への関心が拡大した社会背景も追い風となり、塩分チャージは夏場の暑さ対策製品として認知を獲得。現在の売上は10年前の5倍以上に拡大している。
これまで3月から9月までの春夏期に限定していた店頭販売も見直し、1年365日、生活者が常に購入できる状態を目指す。
