生活者の足を止めるヒントは 「小さな成功体験」を組み込めるか

公開日:2026年6月03日

  • 鉄矢俊一氏(TOPPAN)

POP・什器

    TOPPAN
    情報ソリューションBU
    マーケティングDX事業部
    OMOエンゲージメント本部
    チームリーダー
    鉄矢俊一氏

    化粧品・家電・流通などのVMDや店頭体験の設計を担当。デジタルとアナログを融合させた次世代の売り場づくりを推進している。

>>今、POP・什器に求められる役割

従来、POPや什器はマス広告後の「刈り取りの場」として機能していました。しかし、現代では店頭が最初の接点となる「認知の起点」へと変貌ています。

今求められているのは、店舗単独でも完結する「圧倒的な店頭体験」です。五感に訴える演出でファン化を促す「情緒的価値」に加え、実務面では販売員に代わって魅力を伝える「セルフ販売機能」、現場負担を減らす「時短・簡単設置構造」といった機能的価値も不可欠です。スペック伝達を超え、運用効率とブランド体験を両立させ、...

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テレビCMだけでは動かない、そんな今こそ。セールスプロモーション

テレビCMや大規模な広告施策で認知を獲得しても、それだけでは購買や来店につながりにくい時代になっています。そうした中で、改めて期待が集まり、生活者の行動を後押しする役割を担うのが、キャンペーン、クーポン、POP・什器、店頭演出、DM、イベント、OOH、折込チラシなどのセールスプロモーションです。認知の先で購買やトライアルを生み出す、顧客との直接的な接点をより機能するものに進化させる重要性は高まっています。 本特集では、日本の広告費におけるプロモーションメディアの位置づけを起点に、広告会社、メーカー、小売の視点から、今こそ投資すべきセールスプロモーションのあり方を考えます。テレビCMやマス広告だけでは、人も物も動かない時代に、セールスプロモーションはどのような役割を担うのか。人と売上を動かす実務としてのセールスプロモーションのこれからを見つめます。

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