システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

持続可能な効率化を探る 顧客視点の売り方改革

未来型の注文決済端末を導入 しかしそれはスタート地点

9月にセルフ注文決済端末を導入した「R・ベッカーズ池袋東口店」。その導入に至った経緯と現在の効果について、ジェイアール東日本フードビジネスの森大祐氏と同店・店長の今福智仁氏に話を聞いた。

    【Task 課題】
    混雑時には店舗の顧客対応に限界があった

    顧客側

    【Resolution 解決】
    混雑時でもスムーズに商品が受け取れるように

    店舗側

    【Resolution 解決】
    業務簡略化によってスタッフにも余裕が

JR池袋駅にある「R・ベッカーズ池袋東口店」の外観。

店舗スタッフの負担が軽減 人手不足解消につながる端末

ジェイアール東日本フードビジネスは9月4日、同社運営のハンバーガーショップ「R・ベッカーズ池袋東口店」(東京・豊島)にセルフ注文決済端末「O:der Kiosk(オーダー・キオスク)」を導入した。この端末は、JR東日本グループと、Showcase Gig(東京・港)が共同で開発したもので、店舗への導入は初めて。

店舗入り口横にある端末で、商品選択から注文、決済までのすべてを担う。決済は、各種電子マネーやクレジットカード対応で完全キャッシュレス。注文した商品は、受け取りカウンター前のサイネージに表示され、提供までの進捗がわかるようになっている。

レジの待ち時間を軽減できるだけでなく、店舗側もレジと注文を聞く業務がなくなり、オペレーションの効率化につながっている。実際に、店舗スタッフにも余裕が生まれ、サービスの質向上を目的とした業務に集中できているという。

「R・ベッカーズ池袋東口店」の今福智仁店長は今後の展開について、「いまは既存のレジ2台と、オーダー・キオスク2台という状況で、2系統のシステムを用いています。いずれはオーダー・キオスクのみの体制にし、より効率化を図りたい」と話す。

「初めての試みということもあり、導入当初はスタッフの戸惑いも見られましたが、作業の負担軽減にもつながるシステムなので、すぐに理解が得られました …

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事をシェア

この記事が含まれる特集

持続可能な効率化を探る 顧客視点の売り方改革

さまざまな業界で人手不足が問題となっている。帝国データバンクの「人手不足に対する企業の動向調査(2019年4月)」では、非正規社員の不足を感じている飲食店は78.6%、飲食料品小売は63.9%に上り、業界トップ2に。これからの時代、顧客に満足してもらうための店舗体験を提供するには顧客視点での売り方改革が急務である。ここでは、テクノロジーなどを活用して新しい売り方を目指す取り組みについて紹介する。

記事一覧

MEET US ON