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店舗のメディア化で変わる売り方

自販機で飲料販売以上の価値を提供する ダイドードリンコ

ダイドードリンコの自動販売機事業は、1973年に設置した「卓上型自動販売機」から始まった。以来、「当たり付きルーレット」や「おしゃべり機能」などユニークな自販機を世に送り出している。

レンタルアンブレラが設置されている自動販売機。無料で貸し出しているが、返却率は約70%だという。※2016年関西エリアでの検証結果

より身近な存在に新たな関わり方をつくっていく

ダイドードリンコの自動販売機事業は12月現在、国内飲料事業の売上高の約8割を占める。台数は全国で約28万台。ダイドードリンコ コーポレートコミュニケーション部 梅垣真哉氏は自動販売機(自販機)について、「重要な販売チャネル。直接お客さまに価値を提供できる"店舗"のような存在」と話す。

「自販機はお客さまとのタッチポイントとして数も多く、また24時間365日販売できます。お客さまが求めるタイミングで、求められる商品やサービスを手軽に提供できることが、大きな価値のひとつ。安心や安全という基本的な部分は担保した上で、本格的なおいしさ、もしくはちょっとしたサプライズを感じていただける商品を提供できるように取り組んでいます」(梅垣氏)

1979年には、ダイドードリンコの自販機の代名詞と言える「当たり付きルーレット」を導入、2000年には「おしゃべり機能」の付いた自販機も導入した。これは、単に飲料を提供する場としてではなく、顧客とのコミュニケーションを図りながら、飲料提供プラスアルファの価値を提供するための取り組みだ …

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店舗のメディア化で変わる売り方

時代の変化とともに、実店舗の役割は大きく変化している。単なる「商品を売る場所」ではなく、メディアのように消費者に有益な情報を届け、新しい買い物体験を提供する店舗もある。また、テクノロジーの発展とともに、デジタルサイネージをはじめとして店内のメディアも増え、コミュニケーションの手段も多様化した。そこで本特集では、店舗のメディア化で変化する店舗の事例を紹介する。

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