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増税を乗り越える!店頭コラボで競争力アップ

出店先の近さを生かした施策で相互送客図る

飲食店と小売りの珍しいコラボレーションが実現した。串カツ田中とオオゼキによる施策だ。一方はいわゆる居酒屋、もう一方はスーパーマーケット。見ようによっては外食と中食で、一見競合のようにも見える二社。協業のねらいとは。


[「串カツ田中」のお食事券を当てよう!キャンペーン]

オオゼキから串カツ田中へ 地域密着型2店で相互送客

串カツ居酒屋チェーンの串カツ田中ホールディングス(東京・品川)と、スーパーマーケットチェーンのオオゼキ(同・世田谷)が、相互送客を目的としたコラボレーション企画を実施した。

オオゼキでサントリー酒類の商品を含む合計1000円以上(税込)を購入し、アプリもしくはハガキで応募。すると抽選で、「串カツ田中」の食事券2000円分(A賞)が100人に、串カツ田中で使われている特製「チンチロリン メガジョッキ」(B賞)が30人に、オオゼキの商品券2000円(C賞)が100人に当たるという内容だ。

応募対象となるのは3月1日~3月31日の購入分とした。オオゼキでの購入者が「串カツ田中」に赴く動機づけとなる「A賞」への応募総数は、774通。当選者100人が実際に来店するかどうかは、食事券の期限である7月31日以降、明らかとなる。

両社が出会ったきっかけは、串カツ田中が2018年12月に開催した「10周年記念世田谷店鏡割りイベント」だった。そこに訪れたのが、「串カツ田中のファン」というオオゼキの渡邊正樹氏(営業本部第二商品本部副本部長)だった …

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消費税増税がことし10月に実施される予定です。販売者の収益になるわけではありませんが、購入者からすれば、同じ商品が割高になるという、素朴な印象を抱いても不思議はありません。買い控えを乗り越えるには、店舗や商品の競争力を高めることが求められます。マイナスをゼロにするだけでなく、ゼロをプラスにする購買促進効果も期待できるかもしれません。店舗や商品の独自性・希少性を高め、競争力の源に変える強力な手立てのひとつが、コラボレーション。今号では、コラボレーションをどのようにして実践していくかを特集します。

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