“感情を安心して共有できる”画像ミームが大流行 下半期は「語るSNS」から「重ねるSNS」へ

公開日:2025年6月30日

TBWA HAKUHODOのマーケティング組織「65dB TOKYO」は6月4日、「2025年上半期SNSトレンド徹底解剖」レポートを公開。2025年上半期にSNS上で発生した約20億件の投稿からトレンドを分析し、生活者の共感行動や企業との接点、AIとの関係性などを読み解いた。

同レポートでは、1月から5月までのXのメンション数といいね数をもとに作成した「注目トレンドマップ」を発表。トレンド入りした話題の中でも、盛り上がり度とユーザーの共感度が高い、特に多くのユーザーに届き共感を呼んだものとして①画像ミーム、①AI、①企業とユーザーのコミュニケーションをあげた。同レポートでは、この3大トレンドの分析と解説がまとめられた。

Xでトレンド入りした画像ミームに見るSNSの特徴...

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ミーム・マーケティング戦略と実践

SNSを起点とする情報の流れはますます加速し、今日バズったものが明日には忘れ去られる時代に突入しています。生活者の関心は「今」に集中し、ブランドやプロモーションにおいても「トレンドに乗れるかどうか」が話題化の成否を左右するようにもなってきました。本特集では、ネットミームやSNSで生まれるトレンドを瞬時に捉え、巧みにプロモーションへと昇華させて話題を呼ぶ「ミーム・マーケティング」に注目。単なる“ノリ”ではなく、明確な意図を持って仕掛け、成果へとつなげている事例や、その裏側にある体制・判断・設計思想を深堀して紹介します。さらに、共感による拡散のメカニズム、炎上リスクへの備え、そして現場でトレンドと向き合うSNSの“中の人” たちのリアルな声を通じて、ミーム・マーケティングという手法の本質に迫ります。SNSとともに変化する生活者の感情や行動、そのスピードを武器にするのはチャンスか、リスクか─。販促・マーケティング担当者が“今”の空気を企画に取り込むためのヒントを探ります。

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