トレンドを逃さない企業の共通点 ミーム活用成功の鍵は“翻訳力”

公開日:2025年6月30日

今回は、SNSを起点に広がる“トレンド”をいかにマーケティングに活かすかに焦点を当てた特集をお届けしました。SNS上の情報の流れは日々加速しており、今日話題になったコンテンツが明日には忘れ去られる─そんなスピード感が当たり前になりました。生活者の関心が「今」に集中する中、ブランドや企業が注目を集めるためには、いかにしてこの流れに乗るかが問われています。

そうした中で近年注目されているのが、ネットミームやSNSで生まれた瞬間的な盛り上がりを的確に捉え、巧みにプロモーションへと昇華させるアプローチ。今回編集部は、「ミーム・マーケティング」と題し、話題化に成功した具体的なミームやトレンドの活用事例を紐解きながら、その裏にある組織体制や意思決定のプロセス、そして“ノリ”から見える戦略の実像に迫っています。

また、炎上リスクへの備えや、現場で日々トレンドと向き合う担当者たちのリアルな声を通じて、ミーム・マーケティングの本質を探りました。変化の激しいSNS環境を味方につけるために必要な視点とは何なのか。今この瞬間のトレンドや空気感を企画に取り込んでいくためのヒントを調査しています。

“熱量”と“設計”で挑む
クリエイターがみるミーム活用

SNS発のカルチャーとして定着...

この先の内容は...

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ミーム・マーケティング戦略と実践

SNSを起点とする情報の流れはますます加速し、今日バズったものが明日には忘れ去られる時代に突入しています。生活者の関心は「今」に集中し、ブランドやプロモーションにおいても「トレンドに乗れるかどうか」が話題化の成否を左右するようにもなってきました。本特集では、ネットミームやSNSで生まれるトレンドを瞬時に捉え、巧みにプロモーションへと昇華させて話題を呼ぶ「ミーム・マーケティング」に注目。単なる“ノリ”ではなく、明確な意図を持って仕掛け、成果へとつなげている事例や、その裏側にある体制・判断・設計思想を深堀して紹介します。さらに、共感による拡散のメカニズム、炎上リスクへの備え、そして現場でトレンドと向き合うSNSの“中の人” たちのリアルな声を通じて、ミーム・マーケティングという手法の本質に迫ります。SNSとともに変化する生活者の感情や行動、そのスピードを武器にするのはチャンスか、リスクか─。販促・マーケティング担当者が“今”の空気を企画に取り込むためのヒントを探ります。

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