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いま、選ばれる商品・デザイン

いまどきの「見た目」注目トピック

いまどきの「見た目」注目トピック1
SDGs、環境に配慮したパッケージ・素材

SDGsの浸透などによって環境への意識が高まり、企業として社会的な責任が求められている。パッケージ、包装、容器などにおいても、それは大きな流れになっている。


2021年6月4日、プラスチックごみの削減とリサイクルの促進を目的とする「プラスチック資源循環促進法」が成立し、商品・パッケージにおける素材への注目が集まっている。

その中でも、ペットボトル飲料におけるラベルレスが進んでいる。ECでの販売では、店頭と違い、パッケージで訴求する必要がないため、ラベルレスは比較的多くの企業が対応している。廃棄の際に、ラベルをいちいち剥がすという作業がなくなることから、利便性からも受け入れられている。

生活者側の意識の変化も起きている。ネオマーケティングが2021年7月13日〜7月15日の3日間、全国の20〜99歳の男女1000人を対象に「環境保全」をテーマにインターネットリサーチを行った。

普段の生活において地球環境の保全のために意識して行動しているか、を聞いたところ、「とても意識して行動している」「やや意識して行動している」と回答したのは50.3%と半数以上の結果となった。

普段の生活において意識して行動している項目であてはまるものを聞いた質問では、トップが「レジ袋を使わず、マイバッグを活用している」で67.9%、それに次いで「詰め替え用の商品を心掛けて買う」が54.4%となった(図1)。レジ袋や容器を「購入しない」こと、節約することがイコールで環境保全につながる行動は、取り組みやすいのではと推察されている。

図1 普段の生活で意識して行動していること

調査では、地球環境の保全のために買いたいと思う商品やサービスについて、それぞれどの程度重要だと思うかも聞いている。「自分にとっての価値:商品やサービスが自分にとっての価値や...

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いま、選ばれる商品・デザイン

商品・サービスの満足度をあげることは大前提ですが、体験してもらう前に購入を検討してもらう必要があります。そのためには、商材をパッケージングしている「見た目」が重要になります。見て判断された後に、調べて、購入し、商品を使用します。中身はもちろん見た目にも気を使うことで、その商品の真価が発揮されます。現在はSDGsの観点により、パッケージレス、ジェンダーレスも重視されています。さらに、小売店頭、自社店舗、ECなど、商品の置かれる場所によって見た目の考え方も異なります。いま捉えておくべき、売れる「見た目」になるためのパッケージ、ネーミングなどの考え方について取材していきます。

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