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新・売り方の構築

いまこそ参考にしたい 成長を続けるECサイト4選(2)

  • 川添 隆氏

拡大を続けるeコマース市場では、さまざまなECサイトがある。ファンを生んだり、買い物自体が楽しかったり、さまざまな工夫をこらして成長を続けている4つのECサイトについて、ECエバンジェリストの川添隆氏が解説する。


2012年にスタートした、作家や窯元の器を中心にセレクトした和食器・雑貨ECサイト。「陶器市に行くときのようなワクワク感を、おうちで楽しんでいただきたい」というコンセプトのため、商品のこだわりを伝えつつも、あくまで、手に取ったときの使い勝手、親近感などが伝わってきます。ECサイトのデメリットの1つである「手に取って商品を確かめられないこと」を感じさせない手法がそこここにあります。

Point 01 オンライン化した「WEB陶器市」

全国の陶器市・クラフトフェアで並んでいるような作家や窯元の器を集めた、オンライン陶器市として2018年8月にスタートしました。器自体には強い興味があっても、リアルな場には行きづらいというユーザーの悩みを解消するイベントとして人気を博しています。誰もが持っている課題に対する解決策を、いち早く、わかりやすく提案することは、集客効果も確実に期待できます。

特に、昨今のような状況であれば、なおさらこういった取り組みが求められているでしょう。現在では、他社でも同様の陶器市を開いていますが、プレスリリースなどを検索すると、日本ではうちるが初めてのようです。

Point 02 「器を選ぶ」のに必要な動線づくり

最初にECサイトを訪れるきっかけは「特定の商品を探していたから」というものが多いかもしれません。次にサイトを利用する際には、新しい商品や好きなモノがありそうと期待して、訪れることもありますよね。そのとき、商品を「選ぶ軸」が必要です。

うちるでは、セレクトショップならではで、かつ器を選ぶのに必要な「選ぶ軸」が丁寧に用意されています。中でも唸らされたのは...

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新・売り方の構築

事実上の外出制限で、実店舗での買い物は生活必需品に絞られ、消費者の買い物行動が激変した。改めて、チャネルとしてのeコマースの重要性に気づいた企業も少なくないのではないか。新型コロナウイルス感染症が収束しても、すべてが元通りになるわけではない。今後、再び社会に大きな変化がもたらされても対応できるよう、オンライン、オフライン関係なく、改めて自社の売り方を見直しておきたい。本特集では、Web、実店舗の売り方を構築するための方法を紹介する。

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