2023年5月に営業を終了した「須磨海浜水族園」の跡地に、2024年6月「神戸須磨シーワールド」がグランドオープン。CMや新聞広告、OOHなどを展開し、開業前から大きな盛り上がりを見せた。生まれ変わった施設の大型企画はどのように生まれたのか、企画者に話を聞いた。

神戸須磨 Parks + Resorts 共同事業体、サンケイビル、グランビスタホテル&リゾート
「神戸須磨シーワールド 開業プロモーション」の企画書
オリエンテーション
新しく生まれる神戸須磨シーワールドおよび須磨海浜公園全体を、ただの公園ではない、日本で最も訪れてみたい公園およびエリアにすること。

クオラス
クリエイティブディレクター
大内健太郎氏
グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。読売広告社を経て、2008年クオラスに入社。近年では、アートやカルチャーをプランニングの視点に取り入れ、新しいクリエーション、ソリューションを目指すART/CULTURE LABを主催。

クオラス
ブランドプロデューサー
佐藤貴広氏
2008年にクオラス入社。「ブランドを起点として、ビジネスと生活者を活性化すること」をテーマに、FMCGのナショナルブランドから、レジャー・コーポレート・BtoBなど幅広いブランドの立ち上や再設計に従事。
実現した企画はこちら!
CM




CMは、高校生と神戸須磨シーワールドの生きものたちとの出会いを表現したアニメーション。通学中の女子高校生のもとにシャチや色とりどりの魚が現れ、宙を舞うように街の中を一緒に泳いでみせるもの。テーマソングはシンガーソングライターのmiletが書き下ろした。
新聞広告

オープン当日の6月1日に出稿した新聞広告。「スマスイは、スマシーへ。」とメッセージし、水族館の想いをのせた内容となっている。
OOH


実寸大の生きものが登場する屋外広告も掲出した。「すべてのいのちは、こんなに大きい。」というメッセージと共に、シャチやウミガメ、ペンギンなど70種の生きものが泳ぐ姿を描いている。
実寸大の生きものを描いたOOH
体験・体感を軸に、壮大なスケールを伝える
6月1日に開業した神戸市の新たな水族館「神戸須磨シーワールド」は...