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インバウンド×地方創生

訪日中国人が北海道を観光、中国人が日本語で書いた“リアル”レポート

上海在住の蔡エイさんは、中国の大学から日本の大学院に進学し、その後、日本企業の中国支社に就職。日本への留学以来、休暇のたびに日本へ観光に訪れているという。そんな彼女の今回の旅行先は、北海道。訪日観光客として、ある1日のリアルな観光をレポートしてもらった。

(1) 5月1日夕方の便で旭川空港に着く。順調に旭川駅付近のホテルへチェックイン。私は、旅行前に詳細な計画をつくらないタイプなので、そのままホテルのフロントのスタッフの方に、この季節のおすすめの場所を聞く…が! いつもはうまくいのだけど、今回は失敗(笑)。スタッフは地元の方だったけど、旅行についてはあまり詳しくないらしい…。私の場合、いつも宿泊先の人に聞いて、旅行プランを考えたり、地元の人だからこそ知る穴場を教えてもらったりするので、ちょっと残念。明日の旅程を考えるために、急いで、ネットの「じゃらん」やホテルのロビーにある観光雑誌で情報を調べる。

    Commentary

    中国人観光客は、日本語が話せないことが多く、事前に旅行計画をつくっている人は多いが、宿泊先で求められるのは、地元の人ぞ知る穴場の情報。まだ観光地として“開拓”されていない場所で、“本当の日本”を感じたいという人も少なくない。

(2) 5月2日。早起きして、朝早めに電車で移動、約1時間で北海道上川郡にある美瑛(びえい)駅へ。これまでに旅行した東京や大阪、沖縄などは、人がたくさんいる観光地だったけれど、美瑛駅は人がいない!日本は人が多いイメージがあったから新鮮。しかも、雪山が目の前に! 中国にも雪山はあるけれど、上海では雪さえあまり見られないので、ワクワク。

(3) 早速、友人と2人で記念撮影~(右が蔡エイさん)。その後はゆっくり美瑛の名所「白金の青い池」に向かうバスの停留所を探しながら、美瑛の街を味わう。でも…あわてて立てた旅行計画だったから、バスの発車時間を調べていなくて、バス停でスケジュールを見てみると、出発は2時間後…。仕方なく、駅付近の観光案内所へ戻る。観光案内所には、英語で対応できる外国人スタッフの方がいた! スタッフの方が美瑛の観光スポットと観光プランを丁寧に説明してくれて …

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インバウンド×地方創生

訪日観光客は、2000万人目前。政府は2020年までに、4000万人に達することを大目標として掲げました。
現在、多くの訪日観光客が都心部を訪れていますが、彼らの動きを日本全国に波及することができれば、 各地域の活性化にもつながることが期待できます。
地域の魅力をどう打ち出すか、人の流れをどう生み出すか。 その解決策を導きたいと思います。

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