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もっと購入に結びつくPOP 使い方と作り方

ローソンが未来型コンビニ 最先端のデジタル販促を披露

ローソンは10月16~19日、千葉県内で開かれたITの展示会「シーテック」に出展し、デジタル技術を駆使したプロモーション施策などを披露した。

商品をとると、値札とサイネージが変化する。

商品手にした人を認知 年齢に合わせ販売促進

ローソンが目指すのは、デジタル技術で積極的に情報を発信する店舗だ。「シーテック」の展示ブースには、デジタル技術を使った未来型のサービスを紹介した。

商品棚を見ると、普段は値札が付いている部分がデジタルサイネージになっている。基本的にはこれまでの値札と同じく、商品名と値段を表示する。

ところが、棚からひとたび商品を手に取ると、デジタルサイネージはその商品をPRする文言に変わる。たとえば、「新潟コシヒカリおにぎりいくら醤油漬」を買おうとする場合。サイネージには「207キロカロリー」「水揚げ後に鮮度のよいまま漬け込んだ、食感のよいいくらを使用。醤油の風味のよいシンプルな味付けのいくらが、新潟コシヒカリ米のおいしさを引き立てます。」と映し出される。

棚の上を見ると、大きめのデジタルサイネージが。ここではローソンの公式キャラクターで、バーチャル店員の「あきこちゃん」がその商品の栄養成分表(タンパク質、脂質、糖質、炭水化物、ナトリウム)を紹介している。

栄養成分表の上には、年齢や、カロリーの摂取目安を表示。これは「商品を手に取った人をカメラで認識し、その人の年齢と、年齢に応じたカロリーの摂取目標が表示している」(ローソン)。さらには、手に取ったカロリーと摂取目標を考慮し、「あきこちゃん」が目標内にカロリーが収まる範囲で別の商品を紹介してくれる。

ほかにも、手に取った商品を活用したレシピやキャンペーン情報、天気予報、カメラで認識した人の"スマイル度"が表示される。「たとえば、天気予報で当日が暑い日であれば、ジュースを勧めるし、スマイル度を高めるとおいしい特典を得られたりするプロモーションが考えられる」(ローソン)

値札部分をデジタルサイネージに変えることで、情報量が増えただけでなく、消費を促す提案も行えるようになっていた …

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つい買ってしまった、思わず店に入ってしまった─理屈ではない、消費意欲をその場でわかせるもの、それがPOPです。文字通り、Point Of Purchase=購買地点におけるアプローチ手法。POPと聞くと、小さな紙に書かれた小粋なキャッチフレーズが思い浮かびますが、それだけではありません。デジタルサイネージや、パッケージ、店頭什器でも、衝動買いを起こすことはできます。今回の特集では、さまざまなPOP活用事例から、制作のポイントまでを紹介します。

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