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顧客をつかむ データの使い方・分析法を大公開

事前注文とセカンドオーダーで客単価アップ 飲食業界のアプリ活用術

競合がひしめく中で流行り廃りに左右されずに生き残るには、デジタルで顧客を可視化してニーズに合わせた施策を打ち出していくことが求められている。いかにしてリピーターを獲得し、客単価を上げていくのだろうか。

Showcase Gig 代表取締役
新田剛史(にった・たけふみ)氏

東京ガールズコレクション・プロデューサーからミクシィを経て2011年株式会社バスキュール号取締役就任、2012年株式会社Showcase Gig設立。

いかにリピーター客をつかみ、客単価を上げるか

日本フードサービス協会が発表している調査によれば、2015年度のファーストフード店の売上高は前年比97.4%と微減となった。生き残り競争が厳しく、食トレンドの移り変わりで開店から1〜2年で正念場を迎える店舗も少なくない。その原因の一つとして、リピーターを取り込めていないことがあげられる。

近年、飲食店でもPOSデータを導入する店舗は増えているが、POSデータだけでは「何が」「いくつ」売れたかの定量的な情報しか得られず、真の顧客増を理解することにはつながっていない。顧客を十分に理解できていないため、ニーズに沿った商品・サービスの効率的な開発ができず、リピート客の開拓につながらないという悪循環に陥っているのだ。

飲食業界のモバイル決済サービスを手がけるショーケース・ギグで代表取締役を務める新田剛史氏は、「人材不足が慢性化している中で生き残っていくためには、いかにリピート客を獲得し、客単価を上げるかが重要」と話す。

では、なぜ飲食業界ではリピート客をつかむことができていないのか。新田氏によれば …

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顧客をつかむ データの使い方・分析法を大公開

「流行語大賞」などを見て、「こんな言葉いつ流行ったんだろう?」と感じたことはありませんか。老若男女、津々浦々を巻き込む「流行」が薄れ、トレンドは局所的なものとなりました。消費者の嗜好は多様になるばかりです。

プロモーションでも、「何人来店し、いくつ売れたか」という考え方から、「どんな人が来るか」「買うのは誰か」と一歩踏み込んだ顧客把握が求められるようになりました。

今回の特集では、データを活用して積極的に顧客ニーズを探り、エリアや顧客ごとにプロモーションを最適化して、効率よく売り上げを伸ばす方法を探ります。

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