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顧客をつかむ データの使い方・分析法を大公開

オイシックスの「顔が見えない」顧客との接し方

食品宅配のオイシックスは2017年3月期の売上高を、前年比14.1%増の230億円と見込んでいる。それを支えるのが会員数12万人超を抱えるEコマース(EC)事業だ。売上高の実に9割がリピーターという同社は、いかにして“個客”をつかんでいるのか。同社の堤祐輔・取締役が語る。

在庫のコントロールで推しだす商品を選別し、ロス率を下げている。

徹底した顧客分析と在庫管理でロスを抑える

オイシックスの定期宅配サービス会員数は、2016年9月末時点で12万4300人。直近半年間で1万3000人ほど増えた。サービス開始3年目を迎えた共働き世帯など多忙な女性向けの“時短”サービス「KitOisix(キットオイシックス)」を毎週お届けする定期宅配コースも、会員数が4万4000人を超えた。こうしたユーザーの心をがっちりつかむことこそ、同社の経営資源になっている。実に売上高の90%がリピーターによるものだ。

「会員一人ひとりに最適な売り場を提供することが最終目標」と語るのはオイシックスの堤祐輔・取締役だ。「そのために、さまざまな購買傾向を見ています。『この方は、精肉を購入するのがX回目だ』『この方は同じ商品を3回目以降買われていない』などなど。こうした傾向からユーザーニーズを汲み取り ...

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顧客をつかむ データの使い方・分析法を大公開

「流行語大賞」などを見て、「こんな言葉いつ流行ったんだろう?」と感じたことはありませんか。老若男女、津々浦々を巻き込む「流行」が薄れ、トレンドは局所的なものとなりました。消費者の嗜好は多様になるばかりです。

プロモーションでも、「何人来店し、いくつ売れたか」という考え方から、「どんな人が来るか」「買うのは誰か」と一歩踏み込んだ顧客把握が求められるようになりました。

今回の特集では、データを活用して積極的に顧客ニーズを探り、エリアや顧客ごとにプロモーションを最適化して、効率よく売り上げを伸ばす方法を探ります。

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