リプトンの紅茶専門店「Lipton TEA STAND」が2020年1月に導入したモバイルオーダーシステム「eMENU」。複雑なカスタムドリンクの注文で、接客時間短縮を実現した。

基本メニューを選んだあと、「ICE/HOT」「サイズ」「茶葉」「タンブラー購入の有無」「トッピング」を順に選択。最後に表示されるオーダー画面をスタッフに提示する。
ユニリーバ・ジャパン・カスタマー マーケティングの紅茶ブランド「リプトン」が、名古屋市と福岡市に展開する紅茶専門店「Lipton TEA STAND」。20~30代の女性にも紅茶に親しんでもらおうと、紅茶にフルーツやトッピングを加えて楽しむ「Fruits in Tea」などを提案する。2020年1月からはモバイルオーダーシステム「eMENU」を導入し、コロナ禍での感染対策にも活かしている。
スマホ上で焦らずカスタム
「eMENU」はスマホから専用サイトにアクセスして使用する。基本メニューを選んだあと、自由にカスタマイズを選択し、オーダー画面をスタッフに提示する仕組みだ。その組み合わせは2300通りもある。
同社マーケティング リフレッシュメントの鈴木加純氏によると、「eMENU」導入のきっかけは、カスタムをより簡単に...