イオンリテールが本州の6店舗で導入する「どこでもレジ レジゴー」。買い物しながら専用スマホで商品をスキャンするだけで、スタッフと接触することなく決済まで完結できる仕組みだ。
イオンリテールは2020年3月、専用のスマホを使ってレジに並ばずに買い物できる「どこでもレジ レジゴー」を本格展開した。新施設「有明ガーデン」(東京・江東)内に5月15日にオープンした「イオンスタイル有明ガーデン」など、6店舗に導入している(7月10日時点)。2021年2月末までに、東京・千葉・神奈川の「イオン」「イオンスタイル」を中心とした約20店舗に拡大する予定だ。
レジ付近の“密”の減少に貢献
レジゴーは、有人レジ、セルフレジ、セミセルフレジに次ぐ「第4のレジ」。店舗入口付近で貸し出している専用スマホを使って商品のバーコードをスキャンし、専用レジで会計する仕組みだ。
会計時は、スマホでレジの「お支払いコード」を読み取ることでスマホ内のデータがレジに転送される。決済は、現金・電子マネー「WAON」・クレジットカードと幅広く対応している。手に取った商品をかごに入れる際にスキャンできるため、レジ打ちの待ち時間もない。もちろん...