ますます変化のスピードが早くなるマーケティング・プロモーション。各社で活躍する販促キーパーソンたちにアンケートを実施、それぞれの着眼点を探った。2016年のヒット企画の成果や、そこから得られた発見、他社企画に見る次なる施策のヒント、そして、消費者の購買行動を左右する現象まで、さまざまな切り口から、キーパーソンたちの考え方を紹介しよう

モンデリーズ・ジャパン
川鍋洋治氏 取締役マーケティング本部長
人間 VS 人工知能で話題化
Q 2016年、手応えのあった施策を教えてください
A.人間のクリエイターと人工知能がCM制作で競う「クロレッツミントタブレット」のプロモーションキャンペーンを昨年6月に実施しました。人間が制作した広告と、人工知能が制作した広告の効果の比較が、消費者、業界から高い関心をひきつけました。同商品リニューアル発売として売り上げ増に貢献。今後もAIを活用して、効果の出るクリエイティブ制作を目指したいです。
Q ちょっとジェラシーを覚えてしまった他社の企画は
A.とくにありません。
Q 最近、気になるニュースやできごとは何ですか
A.とくにありません。
Q いま注目しているお店や場所について教えてください
A.とくにありません。

横浜DeNA ベイスターズ
河村康博氏 広報部
ならではの「希少価値」で認知度・売上増
Q 2016年、手応えのあった施策を教えてください
A.「ベイスターズクラフトビール」のプロモーションです。昨年8月、球場外に特設店舗を設置すると共に横浜を中心に交通広告を展開しました。球団の新たな取り組みとして認知度が高まり ...