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リテールメディア 理想と現実

「データ×売り場」で勝負 ドンキのリテールメディア戦略と課題

2023年12月、ドン・キホーテ/ユニーを運営するPPIHは博報堂とタッグを組み、リテールメディア事業を展開する会社「pHmedia」を設立。「majicaアプリ」を活用し、売り場企画との連動を軸に広告サービスへ拍車をかけ始めた。同社 代表取締役社長の奥田 薫氏が語る、“驚安の殿堂”が成長するために必要なのは「メーカー理解」だ。

    ドン・キホーテ/ユニー(pHmedia)
    リテールメディア事業 基本情報

    開始年
    ●2023年12月

    広告枠
    ●自社アプリ「majica」
    ●SNS、グローバルSNS
    ●店頭スペース(棚・空間)

    2023年度実績
    ●問い合わせ件数が増加

ドン・キホーテ/ユニー(pHmedia)の「理想」

自社アプリ「majica」で取得した顧客データをもとにした広告/クーポン配信と、売り場/棚展開を連動させること
リテールメディアのトライアルの場として活用してもらい、業界全体の成長に寄与する

「現実」と「2023年度の反省」

必要なアセットに対して顧客購買を分析したレポート報告をしつつも、その報告先が営業部であると、活用に至らずリテールメディアのROIを対象商品の伸長のみで判断されてしまうという現実がある。本来はそのデータを活用して、商品開発、ブランディングなどを含むマーケティングとして…

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リテールメディア 理想と現実

「リテールメディア元年」という言葉が多く聞かれた2023年。たしかに、注目度や期待値は常に右肩上がりのリテールメディアですが、運用はまだ一部の大手ブランドに留まっている印象を受けます。今回はメーカーと小売・流通の両方の観点から、リテールメディアで叶えていきたい「理想」と、活用拡大を実現するために乗り越えなければならない「現実」に目を向ける特集です。媒体社である小売と、広告主であるメーカー。両者の「理想」と「現実」の差を埋めることがすなわち、日本国内の真の「リテールメディア元年」に近づくためのヒントになり得るのではないか。そのような仮説のもと、「リテールメディアの現在地」をまとめました。

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