1987年に販売を開始した「アサヒスーパードライ」は、「辛口」という価値で日本のビールの常識を変えたビール。現在も多くのファンを抱えるブランドだ。とはいえ、様々な新商品やクラフトビールなど、競合が多く参入するビール市場。今後の戦略を、アサヒビールスーパードライブランドマネージャーの堀謙太氏に聞いた。


1987年に販売を開始した「アサヒスーパードライ」は、「辛口」という価値で多くのファンを持ち、缶350ml換算で年間26億本の売上を記録しているブランド。2025年夏からは、「BLACKPINK」を起用したグローバルキャンペーンを実施している。
世界初の辛口ビールとして販売を開始したアサヒビールの「アサヒスーパードライ」は、飲んだ瞬間の飲みごたえと瞬時に感じるキレのよさが特長のトップブランド(True Data調べ)。「気持ち高まる瞬間を分かち合う」をキーメッセージに掲げ、自分らしく前に進む人々を応援している。
ファン起点の情報拡散でビールへの関心を喚起
「アサヒスーパードライ」では、施策の目的やターゲットによってコミュニケーション媒体を使い分けているが、近年はデジタルメディアやリテールマーケティングを活用したコミュニケーション展開にも積極的取り組んでいるという。..