ことしで20周年を迎える大塚食品のビタミン炭酸「MATCH」（マッチ）が、全国の高校生から集めたマッチ製品ボトルのデザインを採用し、製品化した。

長年高校生をターゲットにコミュニケーションをしてきている同社は、昨年の12月からことしの1月の期間中、全国の高等学校および高等専門学校からマッチ製品のボトルのデザインを募集する「青春ボトルコンテスト」を開催。採用されたデザインはすべて製品化され、2016年6月中旬から8月末頃まで全国で順次販売される。

同キャンペーンを進めるにあたって、大塚食品の担当者は、「施策を行う上で、企画会社、ラベルメーカーとの運営体制、仕組み構築に腐心した。また、応募者である高校生の『青春の1ページ』をすべて実現化するため、応募のあった高校側との連絡を密にとることを徹底した」と話した。

また、「メインターゲットである高校生との絆をより深めることが狙いでした。実際に製品化された高校の生徒関係者などから喜びの声がきていたり、応募できなかった、知らなかったという高校生から、ぜひ次回も実施してほしいという声があがってきている」（同）。メインターゲットが高校生であることから、そのまわりの先生や保護者、OBへの波及も期待できる。

ただ、次回実施した場合には、応募校の増加に対するオペレーションなどの対策の検討が必要だ。

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