アニマル&モンスター かわいい・怖い・ちょっと変
浮世絵にはさまざまな動物や妖怪が登場する。ペットとしてかわいがられているネコやイヌから、不気味で恐ろしい姿をした鬼や土蜘蛛、さらには、擬人化された動物たちや、奇妙な形をしたユーモラスなキャラクターまで、その描かれ方は実にさまざまだ。本展は、それらの浮世絵の中からかわいくユーモラスな人気の作品から、新収蔵品として今回が初公開となる作品まで、140点を紹介するもの。「かわいい」「怖い」「ちょっと変」をキーワードに、浮世絵に描かれたアニマル&モンスターたちの世界を楽しめる。
絵師不明「新板猫湯屋」(前期)※新収蔵品
太田記念美術館
開催中、8月23日まで
心の声をきく わたしを生きる術
「ご自愛」や「セルフケア」など、自分をいたわり、気にかけることへの関心が、ここ数年高まっている。とはいえ、自分の調子を整える方法を理解し、実践できているという人はそれほど多くないのではないだろうか。本展は自分をケアする方法のひとつとして“心の声をきく”ことに焦点をあて、アール・ブリュットと現代美術の作品からそのヒントを探るもの。自然との関わりや日常の中で紡がれる表現、自分自身の心地よさをもとに制作する作家を紹介する。何かを残したい、つくりたいという欲求や、いつの間にかそうしているといった衝動を素直に受け入れ、制作に向かっていく彼らの姿勢は、「“自分の心の声をきく”とはどういうことなのか」を考えるヒントとなるだろう。
稲田萌子《無題》2019年 画像提供:クラフト工房La Mano
吉田雅美 朗読する様子(2026年3月)撮影:植本一子
東京都渋谷公園通りギャラリー
開催中、8月30日まで
宮城県美術館リニューアルオープン
全館コレクションで魅せます美術の時代
今年、開館45周年を迎える宮城県美術館。開館当初、約700点だったコレクションは、現在では約7000点となった。日本美術では、地域の美術に目を向けつつ、それらを近現代美術の歴史の中で捉え直せるよう、宮城・東北ゆかりの作家の作品、ならびに日本の近現代美術史の指標となる作家の作品を収集してきた。海外美術では、抽象絵画の先駆者であるカンディンスキ...
