2025年05月号
2025年05月号
「欲しい」をつくるネーミングと行動デザイン
商品のコモディティ化が進み、SNSなどネット上を中心とした購買行動が定着している現在。プロダクトの「顔」となる商品のネーミングは、店頭のみが購買起点となっていた時代とは役割が大きく異なっている。生活者に愛されるキャッチーさを内包することはもとより、その先の「欲しい」「買いたい」といった態度変容を喚起する"行動のデザイン"が求められているともいえるだろう。さらには多くの人が当たり前だと思っていた従来の慣習などを変えるようなコミュニケーション設計においても、そのネーミングが起点となることが多い。今回は話題の商品やプロジェクトを例に、クリエイターの視点から人を動かすネーミング、行動デザインを探る。
商品のコモディティ化が進み、SNSなどネット上を中心とした購買行動が定着している現在。プロダクトの「顔」となる商品のネーミングは、店頭のみが購買起点となっていた時代とは役割が大きく異なっている。生活者に愛されるキャッチーさを内包することはもとより、その先の「欲しい」「買いたい」といった態度変容を喚起する"行動のデザイン"が求められているともいえるだろう。さらには多くの人が当たり前だと思っていた従来の慣習などを変えるようなコミュニケーション設計においても、そのネーミングが起点となることが多い。今回は話題の商品やプロジェクトを例に、クリエイターの視点から人を動かすネーミング、行動デザインを探る。
CONTENTS
ものづくりの延長線上に「美術」の仕事
現代の「倫理観」と表現を考える
モリサワ「甲子園フォント」
白鶴酒造「KOBE HERBAL GIN 白風（しらかぜ）」
「いい人すぎるよ展」「友達がやってるカフェ」今を捉えて広げる明円卓の“語感”
「欲しい」をつくるネーミングと行動デザイン
正義か悪か？の線引きは曖昧に “寛容”な表現で関与度を高める
「欲しい」をつくるネーミングと行動デザイン
ヒントは懐メロに？ヒット商品を生むコスメブランドの自由なネーミング
「欲しい」をつくるネーミングと行動デザイン
「ネーミングとは自己紹介だ」PBから考えるネーミングの在り方
「欲しい」をつくるネーミングと行動デザイン
「健康」より「体験」重視で差別化 乳製品のデザイン
「欲しい」をつくるネーミングと行動デザイン
コピーライターが選ぶ「すごい」ネーミング
「欲しい」をつくるネーミングと行動デザイン
店頭で衝動を駆り立てる違和感のある商品名
「欲しい」をつくるネーミングと行動デザイン
丸紅／企業広告 できないことは、みんなでやろう。「LIVE」篇、事業紹介「穀物のジャーニー」篇、同「グリーンな銅鉱山」篇 テレビCM、OOH、新聞、ポスター、Web動画
小学館／『小学一年生』創刊100周年「♪ピッカピカの百年生」都営三田線神保町駅到着メロディ・ホームドア広告ジャック OOH
メルカリ／メルカリ「メルカリ、ありかも。」OOH
サントリー食品インターナショナル／伊右衛門「心に、京都を。春。」篇 テレビCM、OOH、ポスター、Web動画
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本質を一本の線に託す
世間話のように「脱水症」への備えを話題に 若者にもブランド訴求
「愛だろ、愛っ。」（1997年、佐倉康彦）他
