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いま人を呼び込む空間デザイン コンセプトのつくり方

エレベーター用器具メーカー発 無限にボタンを押せる体験施設

JR八王子駅から徒歩20分ほど、多摩川の支流である浅川のすぐそばに島田電機製作所は本社を構える。一見普通の工場だが、その3階には「押す」をテーマにした体験施設「OSEBA」が。子どもから大人まで楽しめる場として人気を博している。

新ビジョンを体現する場に

島田電機製作所は1933年創業、エレベーターのボタンや表示器などの意匠器具を製造しているBtoBメーカーだ。八王子の本社の3階に存在するのが、押すことをテーマにした体験施設「OSEBA」。2024年7月にオープンした。予約制で、水曜日以外の平日のみ営業している。中学生以上は1000円、小学生以下は500円(1歳未満は無料)、昇降機業界の人は500円で入場可能だ。

「OSEBA」の受付では、ボタンの実物の展示やオリジナルグッズの販売などを行っている。

「OSEBA」はワンフロア構成で、まずエントランスには「究極の二択」のコーナーが。「カレーかラーメンか」「愛かお金か」といった二択が提示されており、好きな方のボタンを押すアトラクションだ。それを進むと、「まなぶ」と「あそぶ」の2つのエリアが設けられている。「まなぶ」では、エレベーターと島田電機製作所のこれまでの歩みや、製品の製造過程、表示器の種類などについて紹介。1930年代から10年ごとの各年代を象徴する…

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いま人を呼び込む空間デザイン コンセプトのつくり方

コロナ禍を経て飛躍的に発展したデジタルプラットフォームや仮想空間の浸透に伴い、リアルな場や空間に求められる体験価値は変わりつつあります。人と人の交わり方も変わる中、場や空間を提供する企業は、どのようなコンセプトからデザインを生み出しているのでしょうか。今号では、企業のブランド発信拠点からオフィス、公共施設まで、さまざまな「場」に着目。つくり手や担い手の皆さんに話を聞くことで、これからの時代のコミュニティや場づくり・空間づくりのヒントを探ります。

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